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平成13年9月定例議会の一般質問

私の質問内容
平成十三年九月十九日

 平成一三年第三回定例議会におきまして、質問の機会を得ましたので、通告に基づき質問をいたします。
 質問に入ります前に、宇都宮町長はじめ理事者による宇和町全町にわたるまちづくり懇談会、ご苦労様でございました。まち作りや特に今回の合併に取り組む場合など、町民の声に直接耳を傾ける機会を持つということは大変重要なことであります。私なりに感じたことを述べますと、時期がもっと早かったほうが良かったのではないかということ、町民への情報提供がまだまだ少なく、例えば当日渡された資料の内容をもっと早い段階で周知した上で懇談をすればさらに理解が深まったのではないかということ、もっともっと多くの人に来ていただいて、今、まちづくりについてどうすべきなのかを一緒に考えて欲しかったということです。今後とも、このような機会を出来るだけ多くもっていただき、議論を交わし、正しい方向へ向かって行って欲しいのであります。
 また、この市町村合併の問題につきましては、合併する、しないは別として、以前からもっと早急に取り組むべきではないかということをこの場で申し上げてきたわけですが、やっと宇都宮町長も時代の流れや合併の認識など同じ土俵に乗ってもらえたのだなと感じ、宇和町は最終便に乗り遅れずに済んだような気分であります。しかしながら、町長も言われますとおり、合併は自治体の結婚のようなもので相手があることでございますから、どちらかがラブコールを送らないとなかなか成就するものではなく、これからが多難なのです。宇和町は東宇和の雄ですから、それにふさわしい行動とまち作りをしていかなければなりません。あと残された今任期もわずかではあるかもしれませんが、大切な時間です。子供や孫たちのために、合併による夢のあるそして、魅力あるまち作りに全力を注ぎ、方向付けをして欲しいということをお願いしまして、質問に入りたいと思います。

( 1. 町営プール利用促進と温水プールへの改修について)
 まずはじめに、町営プールの利用促進と温水プールへの改修についてお伺いいたします。
 宇和町には、体育館と併設して50mプールと子供用プールがありますが、今年の夏もあまり利用されてない状況です。今年大人が一日30人以上入場する日は約10日ほどで、一日10人以下の日がほぼ半数にものぼり、プールはガラガラの状態です。利用者としては、宇和南保育園が保育の一環として利用しているのが目立つものの、後は東保育園や東宇和消防署で一部の日に利用されるに過ぎません。
 中学校の大会は、一日利用されていますが、今となっては 50m級のプールは、必要なくなっているのではないでしょうか?町民の声は、健康管理に利用できて1年中利用できる温水プールが欲しいという人が多くいます。現状、吉田町や宇和島市他、多数の町に温水プールがありますが、宇和町の50mプールももっと利用しやすい 25mに縮小し、温水化して1年中利用できるようにした方が、町民のニーズに応えるのではないかと思いますが如何でしょうか。

( 2.ロマンの里構想の概要について)
 次に、古代ロマンの里構想の概要についてお伺いいたします。
 古代ロマンの里構想とは、岩木平野に点在する4つの古墳を中心に周遊コースとか展示場をつくりあげることと私は理解しておりますが、そもそもそのあり方自体が議論されておらず、また、私たち議会の意見は反映されておりません。今は、行政により一方的に、いわば勝手に進められているというように感じられます。果たして、これで良いものができあがるのでしょうか。後世に自慢できるようなものができあがるのでしょうか。巨額の財政資金を注ぎ込むのであれば、もっと幅広いコンセンサス作りが不可欠だと思います。こんなものを作るというビジョンが必要です。誰かに任せれば、素晴らしいものが出来るというのは少々無責任な話です。私たちは、自ら意見を出し、より良いものにしていかなければと思うわけです。
 そもそも、私個人の意見としては、発掘調査や保存行為に関していはしっかりやって、それと観光コースと結びつける必要はないと思うのです。観光化されれば、付近はゴミが増えたり、荒らされたりします。まずは、学術的調査などの基礎固めをしっかりとしてからのことだと思うわけです。
 古代ロマンの里構想は、先の定例議会で1億5千万円の基金の積み立てを行い、いよいよ着手という段階に来ているのですが、具体的に古墳をどうするのか、展示をどうするのか、お客の誘致をどうするのか、地元の小学校・中学校とのかかわりをどうするのかなど、すでに示されているべき内容が知らされておりません。
 それらに対して、町民にも色々な意見がありますので、情報を公開しながらわかりやすい見通しを示していただいて、そして進めていただきたく思います。
 そこでお伺いいたしますが、この構想に宇都宮町長はどれくらいの全体に投資しようとしているのでしょうか。基金はありますが、その財源はどのような補助事業にのせて実施していこうと考えられているのでしょうか?自主財源でこれに取り組むのはいささか疑問でありますので、その規模に見あう財政的支出はどう計画しているのかお聞かせ下さい。
 奈良県には県立橿原考古学研究所がありますが、宇和町の古墳の場合、県や文化庁との関連、国の史跡指定などはどうなっているのでしょうか。そこらの連携はとれているのか、国の史跡指定の見通しなどはどうなのかお聞かせ下さい。

(3.学童保育と米博の有効利用について)
 次に学童保育の今後の改善についてお伺いいたします。
 この問題につきまして、議会でも取り組んで3年が過ぎようとしており、その成果も着実にあがってきております。当初は学童保育は下松葉の満慶寺ではじめられ、その後町長のご理解の元、現在米博の旧事務室で学童保育が実施されており、作今利用者も増加傾向にあると聞いております。
 超少子化が進む現代社会において、育児のためのこのような施設は必要不可欠となっており、さらに充実を図っていかなければならないという認識も町民の間に広がってきているようにも思います。共稼ぎの家庭が増加していく中、放課後自分の子供が家でひとり何をして親の帰りを待っているのだろう、という不安を持つ母親は大変多くなっており、そのような家庭に対し行政として出来るだけのことをしてあげるというのも、福祉の大切な仕事なのではないでしょうか?
 現在、米博は利用者が大変少ない状況です。人がいっているのを見ることは日常ほとんどなく、有効利用されてないという印象を地元の議員として私はもつのです。米博を見物に訪れる人よりも、学童保育や柔道・剣道で利用する人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。米博は建物の維持・保存のために移築されたものですが、現状の利用の仕方を見ると米博部分をもっと縮小し、元宇和町小学校第2校舎は、全部学童保育のために利用するのも社会ニーズに合っていると言えるかもしれません。また、児童館を新設するという動きがありますが、このような空き教室を改修して利用した方が税金の無駄遣いにもならないし、折角移築した校舎がまた日の目を見るということにもなります。今のままでは、折角移築された校舎が、訪れる人も余り無く無用の長物のように横たわっている姿は、あの学舎で学んだものとしてかわいそうでなりません。もっと有効利用してやって欲しいのですが、理事者の考えをお聞かせ下さい。

(4.町民文化会館運営と町民への対応について)
 次に、宇和町文化会館で開かれるコンサートのあり方について、普段声を上げることがほとんど無い若者の意見を代表いたしまして、お伺いいたします。
 先頃、ゴスペラーズのコンサートチケットが発売されましたが、これを購入でいなかったという人の苦情を多く聞きました。このゴスペラーズというのは早稲田大学のアカペラ・サークルから誕生したボーカルグループで、98年5月からテレビ朝日系列のニュースステーションのオープニングテーマを歌って注目を浴び、昨年度はJリーグサッカー番組のテーマソングを担当、10月発売のアルバムは、オリコン誌上稀に見るセールスだったということで、10代〜30代の若い世代を中心に圧倒的な支持があるのだそうです。
 そのゴスペラーズが宇和町文化会館へやって来るということで、多くのファンが待ち望んでいたのですが、実際町民に販売されたチケットは、全体の約50%に過ぎず、あとはファンクラブに優先して回ったのだと聞いております。そのために折角楽しみにしていた人たちは、買えても一人一枚だけという制限付きとなったのでありました。友の会会員に対しても、朝から並んでいたのに後ろの方の席しか回らなかったということです。
 これには、私も納得できません。文化会館のコンサートは、一般会計から毎年約2000万円近くを支出しているわけですが、そのような財政支援があって維持できていながら、町民のニーズが高いアーチストのチケットを、ファンクラブに半分も回すなどということは、税金の無駄使いそのものなのではないでしょうか?行政として、不的確なことをしているということです。宇和町の税金を投入しているので、宇和町民が一人2枚とか、優先して鑑賞できる方策をもっと考えるべきであると思います。
 私も文化会館の評議委員をさせていただいておりますが、評議委員会の場で提言したことなど、実践されているような気がしません。アンケートを実施した結果などは、委員の手元にも届けられませんし、アーチストの選定などもどうやって決定しているのか不明です。このようなコンサートをやりますということだけを報告されるのみであり、文化会館の運営に関わるようなことは事実上相談もなく、評議委員会の機能を適正に果たしているのか疑問です。評議委員会は、本来評議をする場であり、事後報告をする場ではないはずです。町民のニーズを的確に反映できる文化館運営を行っていただきたいのですが、理事者はどう考えるのでしょうか。

(5.高速道路開通の記念行事について)
 最後に、高速道路開通に伴う記念行事等の計画についてお伺いいたします。
 高速道路が、後2年後に宇和町まで延伸してきます。その意味は、我が町にとって大変大きいものがあるわけですが、それを記念した行事や行政的な対応は何か考えて、準備していくべきものだと思いますが、理事者はこの点についてどうお考えでしょうか?
 宇和町に取りまして今後のまち作りのターニングポイントとなるものは、市町村合併と高速道の開通だと思います。これらに照準を合わせ、まち作りの青写真を作り上げておかないと、あとは無秩序に開発が進むということになります。都市機能の配置や商業施設、流通施設のあり方およびビジョンを今検討しておかなければならない時期に来ているということです。それと合わせて、東・中予から大勢の人が来ることが予想されるわけですから、その人たちを引きつけるイベントや宇和町所有の施設のPRなどを進めていかなければならないということはいうまでもないことです。
 例えば、東大洲地区を見ますと、高速の開通に合わせてあれだけの商業施設が集積しました。伊予市にしてもリフレッシュしています。このように、行政上の規制緩和や誘導施策によりまち作りをしていくときが、宇和町にとって間近に迫っているわけです。魅力ある町、住みよい町を作り上げていく上で、この機会においてどのような考えをお持ちかお聞かせいただきたく思います。

 以上で、一般質問を終わります。

 
 
理事者答弁
○宇都宮町長 松山議員のご質問にお答えをさしていただきます。

 まず、前段の町政懇談会、合併推進につきましては、ご指摘のように、私も多少尻込みしておったことでございますので、改めてこの時点で力を入れていきたいという考え方を、先ほど述べさしていただまきした。
 町政懇談会につきましては、久しぶりの実行でございましたが、議員もご指摘でございましたんでおわかりのように、各地区とも公民館長さん方、骨折ってもらいましたが、40名、50名程度のお集まりで、やり方について何かあるのかなと、いろいろ疑問に感じる点もございました。久しぶりの懇談で、直接多くの方々からのご意見を聞く機会で非常に参考になったとは思っておりますので、今後機会を詰めてやっていきたいと考えております。

 温水プールの関係でございますが、これはもうずっと以前に、国の補助金をもらって50メートルプールと、公認プールとして建設されたものでございます。最近の状況が温水ブールが主流になっておりまして、あの冷たい水でございますので、夏場3カ月の利用で、ほとんどそれ以外は利用なしと。2カ月ですか、2カ月の利用しかできないのでございますので、何とかこれを有効活用という考えはございます。かって議会の方でも熱心に温水プールの設置について働きかけがありまして、具体的には、場所として、あの体育館の近くということで想定してやったこともございましたが、結局実現しなかったわけでございます。今後、相当経費もかかるわけですので、「経費は構わん、何でもやれということであれば別でありますが、設置については十分検討したいと。そしてまた50メートルについては、もっと利用の方法がないものか、このままではいけないと、今考えておりますので、これもあわせまして今後の検討課題とさしていただきたいと思います。
 ロマンの里構想につきましては、今年の当初予算におきまして1億5,000万円の基金を積み立てていただきました。これは、過去7年問にわたって愛媛大学の考古学教室に委託した調査の結果が、次々と新しいロマンが出てまいっておりますので、これらをただ調査しっ放しということではいけないと、せっかくの宇和町の宝でありますから、有効に活用して観光に関係ないと言われますが、観光にも結びつけていくような施設にしていく必要があるのではないかと考えます。それがどういう形のものか、それが考古館といったような形のものであるか、周遊コースであるとか、いろんなことが考えられておりますが、これは町民各層の方々にお願いしましオブザーバーの方を含めますと40名ぐらいの方を委員に委嘱して、もう既に第1回と、検討会を進めております。それらの意見を集約しながら、よりよき方向でロマンの里を位置づけていきたいということでございます。まだどうなるか、はっきり意見もまだ見解も出ておりませんので、いろんな人の意見を総合してよりよきものにしたいという考え方でございます。基本的には、基金をつくりましたのは、将来良いもの、ロマンの里をつくっていくぞという町の姿勢を出したわけでありますので、1億5,000万円で終わるかどうなりますか、これらは今からの問題だと考えております。千何百年昔のロマンをよみがえらしたわけですから、そう簡単に1年や2年では
椡ですから、そう簡単に1年や2年では
できるとは思っておりませんので、これはゆっくりやっていきたいと思っております。

 米博の問題の利用の問題でございます。
 これと関連して児童館のことにまで言及でございましたが、児童館を建設するという方向で基金を積み立てております。したがいまして、現在、委員会をつくって児童館のあり方について、場所について、その他いろいろと検討をいただいておりますので、児童館としては建設の方向で進めさしていただきたいと思っております。

 米博物館の利用度が非常に低いということでございます。ご指摘のとおりだと思います。ただ、あのときに、平成2年の段階で、あれを全部壊してしまっておったときのことを考えると、よく当時の議会で、私はあの長い100メートルの廊下も半分にという提案をしたわけですが、そのときには議員さんが怒られまして何で半分だと、ぜひやるなら109メートル残せということで強い姿勢を受けてあのような形に残したわけであります。まさに、議会の英断だったと今思っておりますが、そういったものでありますので、現実、ただ今の利用率が低いというだけでの評価では、それでは困りますので、長い目で、明治、大正、昭和、平成と、町内にすべての時代の学校が、代表的なものが残ったというような意味とか、もろもろの存在感を出していただきまして、今後大いに利用、活用ができるような方向で進めていきたいと、かように考えております。

 それから、次の町民会館の、文化会館の関係でございますが、「ゴスペラーズ」というのは、去年の、会社と契約しますときには、だれもゴスペラーズがこれほど有名だということは知らなかった。当時はそれほどではなかったそうですが、無名の団体じゃったそうです。それが急に、この春ぐらいから急に上りまして、現在のようなブームになったんじやそうです。当時、全額請負になるわけですので、赤字になるとは、結果として、議員指摘のような町の補てん金が要るわけですので、なるべく赤字にしたくないということで、向こうのあっせんしたファンクラブに半分の券を任すと、あと半分はこっちが売りましょうというような形で、安全を確保するためにやったんじやそうです。結果このようなブームになりまして、今になったらしもうたと思いますが、当時は少しでも欠損はないようにというような安全圏でやったためにこういう結果になって、先見の明がなかったと言えばそれまででございます。これは結果論であ
りますので、今後は十分に業者の選定等につきましてはやって、安全を確保しながらということが1つありますから、そこらのことはまた評議員の皆さん方ともご意見を聞きながらやっていきたいと思います。評議員理事会というのは、関係機関の団体の代表の方すべて網羅しておると思います。この人たちを通じて運営につきましてはご意見を尊重していくという姿勢を貫いていきたいと考えております。

 最後に、高速道路の問題であります。
 これは、平成15年度中にという開通の見込みでありますので、その開通後には、すごく大きな宇和町の変革が訪れると考えます。大洲の例を申されましたが、これは拠点都市法によりまして、何年もかかってあれだけのものを築かれてすばらしい成果を上げておられると、私も関心をしております。
 宇和町ではそういったところまでは行っておりませんが、開通の記念のイベントなどは県の方も非常に心配していただいておりまして、先般来お話しにも来ていただいておりますので、県等のご指導も受けながら、イベント的なものは打っていきたいなとは思っております。

 将来的な交通の流れの変革による対応については、これは長期的なビジョンでありますので、今やっておりますような住宅政策などを中心としながら、宇和町らしい高速道路対応をしていくべきだと、今かように思っております。
 また、数字的な問題などまた落ちておりますと思いますので、課長の方で補足をさせますので、よろしくお願いいたします。

○松本教育長 ただ今の松山議員の質問の中に、橿原研究所あるいは文化庁との関連はどうかというようなご質問があったと思いますが、この橿原研究所につきましては、岩木の赤坂遺跡の発掘を行いました際に、甲胄、かぶとがでてまいりまして、そのかぶとを調べて頂いた、また、その岩木・赤坂古墳の報告書の中に執筆をしていただいたという経緯がございます。宇和町とのかかわりにつきましてはそういったところでございます。
 文化庁との今後の関連というようなことでありますが、これは今後の整備あるいは整理の段階で必要に応じて協力を求めてまいりたいというふうに思います。
 それから、補助事業のことがあったかと思うわけでありますが、この古代ロマンの里構想といいますのは、議員もご存じのように、古墳の整備だけではなくて里山構想でありますとか周囲の環境整備もあわせて行うような内容のものでございます。したがいまして、農林関係の予算なども今後適用をしてまいりたいというふうに考えております。
 また、文化財、古墳の整備そのものにつきましても国の補助制度がございますので、それなども適用していくべきであるというふうに考えております。
 終わります。

○薬師寺社会教育課長 文化会館の集客の関係で、若干補足をざせていただいたらと
思います。
 それぞれの住民の方の意見がなかなか伝わらないというふうなご指摘もございました。今年度5月には、実はその前に3月の評議員会の段階で、住民にそれぞれアンケート調査をやったらどうかというふうなご意見もございましたので、5月に実は実施をさせていただきました。 その結果5,900枚、全戸配布で会員募集と、それとあわせまして文化会館の年間の事業及ぴアンケートご協力のお願いというふうなことで配布をさせていただきました。その結果、返ってきたのが83枚というふうなことで、非常に文化会館に対する認識は低いなというふうなことがわかったわけでございます。
 今後、何とか意識を高めていただきたいというふうなことで努力をしてまいりたいと、このように考えております。
 また、その催し物につきまして、具体的に書いていただいたらというふうなことで、それも書いていただきましたけれども、相当な数が上がっております。今後、来年、14年、15年と呼ぴます折に参考にさしていただいたらと、このように考えております。
 今後とも、集客、そういった点にご指導いただきますようお願い申し上げたいと思います。

○水口文化の里振興課長 米博の利用でございますが、町長が答弁されましたように、現在、第1校舎の分に関しましては、米博物館としての利用、それにあわせて各会合、研修等、そして実は倉庫がございませんので、一部倉庫として利用しておるところがございます。
 年間、ひな祭りを中心としたもので、外部からのお客様が約1万ちょっと来ていただくわけですが、それと剣道、今までは柔道もやっておりました。
 それと、ほかの太鼓関係の練習とかで、すべてで、昨年度の利用者が2万2,000人ほどございます。そういう関係で、第1校舎は当然無理だと考えておりますが、利用に関して。第2校舎に関しまして、これも一部倉庫、展示、まだ未整備になっておる民具がございます。そのことをあわせまして、現在プラントオパールの研究室を一部勉強に開放しておりますが、細かく言えば、その教室等を学童保育に譲ってやることも一部可能ではないかと考えておりますが、これは最終的に理事者と協議をして前向きに検討したいと思います。
以上でございます。

○金子保健福祉課長 学童保育の充実についてでございますが、現在実施しています学童保育は非常に好評でございまして児童数もかなりふえております。現在、拡充を図ることが急務になってまいったわけでございます。
 ちょうど町といたしましても、今年の6月29日に児童館の建設検討委員会というものを立ち上げまして、これは構成委員が19名でございますが、建設に向けて努力をしているところでございます。
 今回予定いたしております児童館建設とあわせて学童保育、児童の遊ぴ場と児童福祉施設に関することにつきまして協議、検計していただいておりますので、児童の健全育成に関する総合的な機能を有する施設ができるものと考えております。
 また、特に今回の施設の建設につきましては、町内の児童をお持ちの方の代表が委員会の構成委員になっていただいておりますので、町民に喜ばれる施設ができるものと考えております。
 以上でございます。

○三好総務課長 それでは、第5番目の高速道路の行事について、ご質間について、若干補足をさしていただきます。
 平成16年3月ごろの大体予定だと、開通は間いておりますけれども、現段階では、先ほど町長も答えましたとおり、まだ細かい検討はしてない段階でありますが、ただし県等との間に案があります。いわゆるイベントのみではなしにそれを核とした、いわゆる高速道路のしまなみの行事がありましたけれども、そのような、同じような状態に持っていくのが良いのではなかろうか。
 いわゆるそれを確認した観光資源開発化、あるいはもろもろの開発に向けての考えを持っていくのがいいのではないかというような県当局の話も入っておりまして、今後ともに検計課題にしていきたいと、このように思うております。
 以上でございます。



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