まつやまワールド    WORLD X

奥穂高岳 2003.8.3 Part4

吊り尾根〜前穂・岳沢〜上高地

85.常念岳
                                         
 常念岳もやや高くなってきた
 今回の山旅の間、常に美しい三角錐の姿を見せてくれていた
2003年8月3日(日) 8時06分
86.本谷から涸沢への道

 去年秋の燃えるような紅葉の時期にここまで登ってきたのだった。
 その時は、初めての涸沢なので涸沢山荘まで登るのがやっとだった。というか、涸沢山荘が一枚の布団に4人が寝なければならないということにびっくりして、そそくさと横尾山荘まで帰ったのだ
2003年8月3日(日) 8時36分
87.吊尾根と前穂

 前穂のギザギザがいよいよ間近に迫ってきた
 中央部主峰が1,2,3峰となていて、やや左が4峰、一番左が5峰。その左に今回移ってはないが上級者向けで有名な5,6のコルがあり、涸沢へと登山道が続いていた。結構穂高も奥が深いなあ
2003年8月3日(日) 8時36分
88.吊尾根の道

 まあ、これくらいのところは当たり前と思っておくべきであることを、行ってみて知った。実は、吊尾根はもっとやさしいと信じていたのだ
2003年8月3日(日) 8時48分
89.紀美子平と明神岳

 やっと紀美子平が見えてきた。紀美子とは、23才の若さで無くなった今田重太郎さんの娘の名前と聞く。お陰で今では安全の前穂から岳沢へ降りることができる。しかし、思ったほど散歩のような道ではなかった
2003年8月3日(日) 9時04分
90.紀美子平から見た奥穂

 ここから見ると、中央部右に奥穂のピークがわずかに見え、左にジャンダルムとロバの耳が確認できる。河童橋から見ると、むしろロバの耳あたりが奥穂のピークのようにも見える
2003年8月3日(日) 9時08分
91.吊尾根の最終部分(前穂側)

 岩陵に張り付くように縦走者が行く。ここでは十分に注意を払わないと足を踏み外してしまう。小学生の子供も来ていたが、やはり、ちょっと無理があるのではないかと思う。足の歩幅が小学生では小さくて、落差のある岩を降りたりするのに大変である
2003年8月3日(日) 9時18分 
92.紀美子平から前穂山頂への道

 紀美子平から60代、70代の登山者が元気に前穂頂上を目指して登っていく。なんであんなに元気で、自分たちと違うんだろう、と思わされる
2003年8月3日(日) 9時18分
93.紀美子平と奥穂高岳

 紀美子平では大休息。穂高山荘でもらった水がありがたい。水は1.5リットルもっていたのだが、岳沢に着く時には全部飲んでいた。もう少し余裕が必要だったかも
2003年8月3日(日) 9時34分
94.紀美子平より上高地

 ほぼ垂直な道のイメージがある重太郎新道にしては、紀美子平は平らな部分があるところなのだろう。すべての登山者がここで休息する、と思って良いようだ
2003年8月3日(日) 9時34分 
95.明神岳

 ここからではまだ眼下に見える感じの明神岳主峰であるが、下から見ると結構高いのだ。それは、ここから先の道がまだまだながく、それ程容易でないことを証明するかのようだ
2003年8月3日(日) 9時34分
96.河童橋

 ここからわずかに河童橋が見える。このくらいだと、河童橋からここは確認しにくいのかもしれない。
2003年8月3日(日) 9時35分
97.重太郎新道と岳沢
 
 岳沢ヒュッテの赤い屋根が見える。しかし、この屋根が行けども行けども近くならない。初めての道なのでそのような印象を受けるのか
2003年8月3日(日) 9時38分
98.重太郎新道より前穂を見上げる

 この一番上が前穂山頂。ものすごく急な斜面だ
2003年8月3日(日) 10時02分
99.重太郎新道後半・岳沢近く
 急な道をどんどん降り続ける
 ところどころこのような展望広場のようなところがある。休み始めると歩きたくない気分になってくる
2003年8月3日(日) 10時02分
100.重太郎新道より奥穂高岳

 ここら辺りまでは写真を撮る元気があったところ。この後、岳沢まで下りの疲れのため写真どころではなくなる
 ここからは奥穂のピークは見えない。ピークのようなところは見えているが最高点ではない
2003年8月3日(日) 10時38分
101.岳沢ヒュッテ

 岳沢へは予定より2時間遅れて12半くらいに到着。カレーライスを食べる。1200円。ビール中生800円。カレーはチキンの入った高級なものだった(ただし、私はチキンは食べれない。がしかし、かなりの疲れと空腹のため、残さず食べた)
2003年8月3日(日) 13時12分  
102.河童橋より

 下山して、いつもの定番の風景。ここから見ている一般観光客は、なんときれいな山の風景と思うだろう。穂高の厳しさを実感した後なので、なんとも言えない気分で、いつもとは違った気持ちでこの景色を眺めた。
 今度、この景色に会えるのはいつのことだろうか。
2003年8月3日(日) 15時56分
103.河童橋から見た前穂と明神岳

 残念ながら時間がなかったため、今回は前穂のピークを踏むことができなかった。
 今回の経験からだと、前穂だけ登って岳沢泊、くらいのスケジュールで挑戦できないかなあと思う
2003年8月3日(日) 15時56分

この後、風呂に入ろうと思い、上高地温泉とアルペンホテルに行った
下山者はそこで入浴するということを聞いていたのだったが、実は15時以降はダメという
宿泊者と一緒になるためらしい。アルペンホテルは風呂も故障していた
河童橋付近をさんざん歩いて、沢渡りに行くバスから数件の温泉を見つけた
そして、車でそこまで行って入浴して、登山の疲れを流した
その後、駒ヶ根SAで夕食を食べ、明石海峡大橋・徳島道経由で帰ったら、午前3時過ぎになっていた

しかし、宇和町からでも車を利用して土日で穂高へ行くことができることがわかった
これからも再々穂高、槍、白馬方面へ出かけたいものだ

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