まつやまワールド    WORLD X

笹ヶ峰 2003.8.24

笹ヶ峰に登る場合、西条側から行くと、笹ヶ峰を眺めることはほとんどできない
わずかに山頂付近が見えるだけで、山容は寒風山とかちち山へ登って見ることになる
夏のこの時期は、太平洋高気圧の回りを回り込んで四国山地に気流がぶつかるため
石鎚山系はガスが発生しやすい
したがって、山の景色を楽しむには、早朝に山頂に立つ必要があるのだ

今回は、石鎚山が見えていたのは、山頂到着後20分ほどで、その後はガスがかかった
しかし、美しい四国山地の風景を堪能できた山行となった


笹ヶ峰山頂から石鎚方面(西方)を望む

1.登山口駐車場

 西条側の登山口。
 寒風山トンネル手前の下津地というところから車で来ることができる。ただし、ここに駐車できるのは10台程度で、昼前に下山してきた時には、一杯になっていた
2003年8月24日(日) 6時15分
2.下津地登山口

 ここに到着したのは、午前5時過ぎであたりは暗く、どのような林道だったかは良く覚えていなかった。
 この頃になって明るくなり、登山道や登山口がわかりやすくなった。もっとも、ここは迷うような要素はないところだ
2003年8月24日(日) 6時13分
3.登山口より林道を振り返る

 結構、乗用車ばかりであるが、ここへは4WDのRVで来たいところである。途中、道が雨水で抉れていて、乗用車であれば絶対にお腹をこすると思われるからだ。
2003年8月24日(日) 6時13分
4.登山開始

 すぐに水場がある
2003年8月24日(日) 6時13分
5.登山道

 登りはじめの登山道は、こんな感じ。
 急登のようでもあるが、どこでもこれくらいのところは当たり前、という感じで、許容範囲
2003年8月24日(日) 6時18分
6.登山道途中より笹ヶ峰を見る

 登りはじめて30分くらいたった頃か。
 ここではどこが山頂やらわからない。実際にはこの稜線で見えない部分が山頂
2003年8月24日(日) 6時35分
7.登山道脇の緑の石

 沢は、緑色した薄い石ばかりだった。庭石なんかに丁度良いが、取ってはいけないものなのだろう
 ここら辺りを登っているころが一番辛い
 帰りも、あとどれくらいですか、と多くの登りの登山者に聞かれた
2003年8月24日(日) 6時57分 
8.分岐「宿」

 ここから沓掛山への登山道の分岐となる
 沓掛山までは休憩なしで70分、笹ヶ峰までは90分
 ここまでくると、後は楽だ。といっても、登り初めて、50分しか歩いていないのだが
2003年8月24日(日) 7時04分
9.橋

 うかつにもこの橋を渡ってしまったのだが、よく考えると増水してない時は小川をまたいで渡るべきだった。危険を少しでも減らすために
2003年8月24日(日) 7時05分
10.山荘前の看板

 この看板が見えてくると山荘はもうすぐ。でも、何と書いてあるのかよくわからない
2003年8月24日(日) 7時29分 
11.丸山荘到着

 これが通年営業のこの山系唯一の山荘。残念ながらご主人さんには会えなかった
2003年8月24日(日) 7時32分
12.丸山荘玄関

 二人の宿泊者が、朝食の準備をしていた
2003年8月24日(日) 7時42分
13.丸山荘より、笹ヶ峰山頂を望む

 ここから見れば、山頂までの道のりはまだまだ遠い。また、宿泊者にその道のりのことを「信じられないような急な道」と教えられたので、気が重くなった。
 しかし、登ってみるとそれ程大したものではなく、気持ちよいハイキングが楽しめた
2003年8月24日(日) 7時42分
14.笹ヶ峰山頂

 頂上はなだらかで広いため、ここから見えているのが山頂そのものではないが、ほぼ山頂に近い部分である。実際、山頂はこの稜線から100mくらい奥になる
2003年8月24日(日) 7時42分
15.シンボルの枯れ木

 山の中腹に枯れ木があり、その上あたりが山頂と教わったが、その木がよく目立つ
 実際には、この木より300m程右の上方が頂上である。また、この木から頂上までは結構な距離があった
2003年8月24日(日) 7時43分
16.急登の登山道から振り返る

 途中で振り返ると、丸山荘とその向こうに丸山スキー場、そして沓掛山が見える。それにしても、本当にスキーをしにここへ来る人がいるのだろうか?
2003年8月24日(日) 8時11分
17.天が峠方面

 高度を稼ぐたびに、回りの山々が低くなっていく。天が峠へと伸びる尾根は、この辺りにしては険しいイメージを受ける
2003年8月24日(日) 8時11分  
18.登山記念

 丁度朝日が逆光になって眩しい!また、暑いのでめがねが曇る。苦労して登っている姿か
2003年8月24日(日) 8時12分
19.石鎚方面

 この時間帯には伊予富士、瓶が森、石鎚ときれいに見えていた
2003年8月24日(日) 8時14分
20.熊笹の道を降りる登山者

 この方、実は私より3,40分先に登山口より登り始めた。ここに来て、それ以上の差があるのかもしれないが、わたしがここを再び通のは、1時間40分後である。頂上で弁当などを食べてのんびりしたためなのであるが
2003年8月24日(日) 8時18分
21.シンボルの枯れ木

 この木が丸山荘からよく見えていた。ここから山頂まで20分と書いてある。丸山荘から山頂まで40分と書いてあったが、この枯れ木までにすでに40分掛かっていた。以外とあと何分という案内は当てにならない。他の登山者も、60分はかかりますよ、と言っていた
2003年8月24日(日) 8時21分
22.熊笹の登山道

 自然に道が荒れてきている
2003年8月24日(日) 8時36分
23.山頂付近に、ひきがえる

 何故、オタマジャクシも育たないようなところに、このような体長20cm以上もあるようなカエルが生息しているのか不思議である
2003年8月24日(日) 8時40分
24.石鎚方面

2003年8月24日(日) 8時43分
25.石鎚方面アップ

2003年8月24日(日) 8時43分
26.寒風山への分岐

 旧寒風山トンネルから3時間で登ってきた、という人と出会った。地図に依ればそのコースは、3時間40分なのですごい健脚だ。その50代後半の方は、一人で兵庫から来ているらしい。昨日は瓶が森を登った、ということだった
2003年8月24日(日) 8時44分
27.扇山1392m

 随分低く見えるが、国道194号線まで降りると、ぐっと見上げる高さになる
2003年8月24日(日) 8時44分
28.沓掛山

 沓掛山は、100m程低いのであるが、笹ヶ峰から見るとほぼ同じ高さくらいに見える。ガスが来ているのが高知方面
2003年8月24日(日) 8時45分
29.最後の登り

 この道を登るといよいよ山頂。高知側の風景に期待が膨らむ。しかし、先ほど下山してきた人も、あまり見えなかった、と言っていた
2003年8月24日(日) 8時46分
30.山頂直下から石鎚方面

2003年8月24日(日) 8時48分
31.笹ヶ峰山頂から見た石鎚山系

2003年8月24日(日) 8時51分
32.笹ヶ峰山頂からの沓掛山

 たまたまガスが上がって山容を見ることができた
2003年8月24日(日) 8時51分
33.雲の中の寒風山

2003年8月24日(日) 8時52分
34.山頂の案内板

 ここから見渡せる山について解説してあった。大変親切でありがたい
2003年8月24日(日) 8時53分
35.セルフタイマーでの撮影

 新しい山頂の碑での記念写真。空も晴れてとても気持ちが良かった
2003年8月24日(日) 8時57分
36.山頂の碑での記念写真


2003年8月24日(日) 8時58分
37.これが山頂ピーク

2003年8月24日(日) 9時04分
38.石鎚山をバックに
2003年8月24日(日) 9時14分
39.山頂付近より、北方向を見る

 中央を流れている川が吉居川で、西条を流れる加茂川の一つの支流だ
2003年8月24日(日) 9時50分
40.なんだろう、この花?

2003年8月24日(日) 10時04分
41.広場?

 キャンプサイトを過ぎて、登山道が急登になる前にこのような草原がある
2003年8月24日(日) 10時22分
42.キャンプ場

 丸山荘から山には行ってすぐに、テントが何張りかはれるキャンプサイトがある
2003年8月24日(日) 10時24分
43.丸山荘まで帰る

 この時間には山荘は営業を終えて、鍵がかかっていた。おそらく、買い物か何かで山荘の管理人さんは下山されたのだろう
2003年8月24日(日) 10時25分
44.笹ヶ峰から北へ延びる尾根

 天が峠付近の尾根
 笹ヶ峰からは遙か下に見えていた
2003年8月24日(日) 11時52分
45.吉井川と笹ヶ峰

 山頂からもこの辺りの河原が見えていた
2003年8月24日(日) 12時05分
46.山麓から見た笹ヶ峰山頂付近

 帰る頃には、空気は水蒸気で視界が悪くなっており、山頂もはっきり見えない
 吉井川の橋から見る
2003年8月24日(日) 12時06分
このコースは、登りはじめがややきついものの、予定通りで登山できた
昼前に下山してきたのであるが、その頃から登っていく方々もおられた
景色を楽しむためには、やはり夜明けと同時に登るくらいのスケジュールが良いのではないかと思う

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