まつやまワールド    WORLD U

草津白根山 2160m
2005.7.28
その2
<画像をクリックで拡大します>
41.本白根山探勝歩道最高点より

 なんといっても、ここら辺りの風景が美しい。地塘のような池があり、火山の火口跡のような地形であり、またここが独立峰山頂のように周りにスケールの大きな地形があることといい、素晴らしかった。
42.本白根山火口内部

 尾根道から火口内部の平坦部と大火口を見ている。ずっと向こうの中央左の土の見える部分からここまで歩いてきた。
 ここが草津白根山の核心部だ。
43.火口内部の池

 このような池が大きくなると火口湖になるのだろう。火口の荒涼とした中に水があるので安らぎを感じるところ。でも、雨が降らないと水がなくなるのでは、といらない心配をしてしまった。
44.最高点への探勝歩道

 最高点2160mからこれまで歩いて登ってきた歩道を見たところ。展望抜群でコマクサの群生地などもあり、気持ちよく歩ける。
45.展望台より探勝歩道を見る

 No.44と同じところを展望台から撮影。浅間山などどがよく見える。この稜線を右に登っていくと最高点2160mに到達する。
46.ハクサンオミナエシとヒメシャジン

 探勝歩道南斜面に見られた。南斜面にはコマクサの群生地もあり、もっとじっくり写真を撮りたかった。
47.探勝歩道最高点から大火口方面

 この大火口へは左端から入ってきた。そしてこの最高点まで歩き、帰りは右の展望台へ登り、その向こう側の鏡池方向へ下山していく。
48.噴煙を上げる浅間山2568m

 浅間山の標高も高く、かなり遠くからでもそれと見つけられる。独立峰であることもその一因だろう。
49.本白根山の向こうに見える四阿山

 本白根山南斜面は低木に覆われていた。その麓に万座温泉がある。本白根と四阿山の間が嬬恋村。
50.上空から見た展望台と最高点付近

 中央左下の道から中央部から右の平坦部分を探索。さらに右の尾根を通り右端の最高点まで行った。
 中央やや左の赤土のように見える部分が展望台で、帰りはさらに左へ進み鏡池に到達する。
51.最高点付近から見た展望台

 午後1時5分に駐車場を出発して、午後2時15分に最高点に到着。コースタイムもそんなものだ。これから熔岩台地の上の展望台を目指す
52.展望台への登り階段

 階段が続くのがなんとなく気になるか。常に人が展望台の上にはいるほど、多くの人が草津白根山を訪れていた。
53.展望台東斜面の様子

 展望台をちょっと回り込んだところから見てみた。左斜面はこれまで見えていた階段。
 右へ尾根伝いに降りていくが、この先に鏡池がある。
54.展望台から見た草津の町

 展望台の眼下には草津の町が。リゾートマンションなのか、高層建築も目立つ。
 草津といえば、温泉街なのでこんなに森の中に建物がにょきにょきあるようなイメージではなかったのだが。
55.展望台から見た大火口入り口

 大火口を去る前に、大火口への入り口方向を見る。あそこから大火口へ入り、左へと降りていった。
 手前から、本白根山、逢ノ峰、白根山、横手山と重なっている。
56.展望台上空から鏡池への道

 展望台から鏡池へと続く尾根道。鏡池も噴火口であるということがわかる。5つ目。
 歩いているときは、鏡池が火口跡ということはわかりにくい。山の中に池があるな、という感じ。ヘリで見ると火山の格好をしているのがよくわかった。
57.鏡池噴火口

 やはり、火口の中は水がたまっているのがわかる。このような地形が草津白根山は大変美しいのであるが、なかなかここまで気づいて帰る人は少ないのだろう。
58.鏡池に続く探勝歩道

 鏡池付近になると、やや登山ぽくなってくる。道も山道だし、勾配がきついところも多少でてくる。
 ここからぐっと高度を下げるが、そこらあたりがこれまでのルンルン気分と違って、気を引き締めたいところとなる。
59.鏡池

 池が二つになっていた。池には亀甲模様があるというが、そこまでは見なかった。
60.鏡池からの下山道

 よく整備はされているが、やっぱり注意して歩かないといけないところもある。
 ここなんかは、ちょっとした山登りと同じ登山道だ。
61.白根火山ロープウェイがかかる谷

 ここまで来ると草津白根山トレッキングも終盤。ロープウェイ山頂駅を目指す。そこからゴンドラで山麓まで降りる。
62.志賀−草津ルート終点付近

 稜線部分をドライブウェイが通り、その手前の谷がロープウェイのルートとなっていた。
 ここは冬スキー場として使われているようで、夏場は草原が美しい。
63.上空から見たルート終点付近

 上空からだとドライブウェイもよくわかる。草津は温泉とGWまで滑走可能なこのスキー場で観光客を集めている。
64.ロープウェイで山麓駅まで降りる

 ロープウェイに乗れば一安心。もうこれを降りれば宿の車が向かえに来てくれる。こうして草津白根山トレッキングは終わったのだった。
65.山麓駅から飛ぶ観光ヘリ

 ロープウェイを降りるとヘリが飛び立っていた。山を歩いていたときは、遠くでヘリの音が聞こえるな、と思うくらいだったが実際に間近に見ると乗ってみよう、ということになった。
66.ロープウェイ山麓駅付近

 中央部までロープウェイで降りてきた。そこの広場がヘリの離発着場となっていた。
67.上空から見た草津町

 鏡池上空辺りから草津町を見る。
 ロープウェイ山麓駅は草津温泉と隣接しているわけではなく、やや距離が離れている。リフトが冬場のように動いていればいいが、夏場はタクシーか宿の車を山麓駅まで迎えに呼ばなければならない。
68.白根山湯釜東斜面にある滝

 ヘリは離陸するとまずこの滝を目指す。そしてこの滝を越えて流れに沿って湯釜へと高度を上げるのだ。
 この滝は景勝地という程でもないが、白根山の水を集めて草津温泉に供給する役割を果たしていそうだ。
69.観光ヘリにて

 ゴンドラを下りると宿に向かえに来てもらうように連絡すると15分ほどかかる、という。その時間でヘリに乗って空から草津白根山を探訪した。タイミングもばっちりで、ついているときはホントなんでもうまくいく。
 とにかく天気がいいので、何をしても良い感じの1日だった。

← Back
[Index] [Top] [MATSUYAMA World]