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1.韓国岳登山口
憧れのえびの高原にたった、という思いがこみ上げてきた。
前回、家族でここへ来たときは、渋滞のため車を止めるスペースも全くなく、この風景を見ながらドライブウェイを通り過ぎただけだった。
今回は、下調べ十分で天気も快晴、またとない登山日和となったのだった。
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2.登山口
韓国岳登山は、まずこの石段の登りから始まる。
早朝のため、登山者はまばら。 |
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3.登山口駐車場
まだ、車を止める余裕がある。
この辺りがなんとえびの高原の中心地。車で通過するだけでは、えびの高原を知ることは出来ない!! |
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4.硫黄山
ビデオで事前学習したときには、この辺りはかなり蒸気があがっていた。しかし、私たちが通ったときは、ほとんど噴気のようなものや硫黄の臭いは感じなかった。 |
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5.えびの高原
えびの高原と呼ばれるのは、この写真に入っている窪地と私は理解した。
実際は、もっと広い範囲を指すかもしれないが、ここにある数件の建物群と野原がえびの高原なのだ。そして、その中の自然探索路のようなところをあるくことで、25あると言われる霧島の火口の一部を見ることがやっとできるのである。
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6.きりしまみずき
霧島を代表する花。
田中澄江の「花の百名山」に紹介されている。このきりしまみずきが韓国岳では咲き誇っていた。また、火口の中にもたくさん見られた。 |
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7.韓国岳1合目付近
きりしまみずきが両側に生えている登山道を登る。はじめのうちはゆるやかだが、徐々に勾配をましてくる。 |
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8.2合目付近
登山道は上り始めから結構きつく、5合目付近まではこの調子が続く。見通しも良くないため我慢のしどころ。 |
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9.白鳥山とえびの高原
この辺りまでくると、白鳥山の火口である白紫池も見えてくる。
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10.韓国岳登山口駐車場
3合目を超えると低木がなくなり視界が開けてくる。
車を止めた辺りを見下ろしたところ。火口湖の一つである不動池が、右上に見える。
実は、ここに車を止めることが出来るかどうかが不安だった。もし一杯だったら、えびの高原駐車場から余計に20分、約100mの登山をしなければならない。それが縦走後半に影響を与えるのではないかと心配だったのだ。
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11.4合目付近
この辺りは、石ころのごろごろとしたガレ場のようだ。手入れは良くされているが、自然の厳しさのせいかあるいは登山者が多いせいか、いたみもめだつ。
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12.硫黄山と甑岳1301m
中央右見える甑岳の山頂は平で、火口には水がたまっていそうに思える。 |
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13.えびの高原
なにも知らずにえびの高原を訪れた観光客には、えびの高原はこれだけか、と錯覚させてしまう。本当に、この範囲だけのように思えるのだ。 |
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14.不動池
これもカルデラ湖の一つであろう。ここだけが唯一、車で来て簡単に見ることの出来る火口湖。しかし、駐車場は5,6台分くらいしかない。今回は広くなっているような気もするが。 |
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15.白鳥山、白紫池と不動池
ここら辺りが、えびの高原を手軽に味わえるハイキングコースで、白紫池の右側には、有名な六観音御池があるのだが、写真には写ってない。
地図で見ると登るのは簡単そうだが、写真で見ると一苦労ありそうだ。
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16.5合目からの登り
ここからいよいよカルデラの縁を歩くことになる。
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17.6合目
登山道はカルデラの外を歩く道と、火口内部を覗きながら歩く道に分かれる。展望も開け、快適に上れる。 |
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18.大浪池
6合目を超えると、憧れの大浪池も全貌を表してくる。ここらが霧島の醍醐味である。 |
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19.8合目
7合目と9合目の案内板は立っていない、ような気がする。見つけることができなかっただけかも。 |
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20.韓国岳山頂到着
山頂付近は、木もほとんど生えておらず、赤茶けた土壌である。見晴らしは良く、360度の展望が楽しめる。 |
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21.山頂の看板
日本百名山のビデオよりも新しくなっていた! |
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22.朝日を浴びる韓国岳カルデラ
韓国岳は火山なのだ。だから大きな火口を持っている。登って見ないとわからないが、その内部はすぱっと垂直にキレ落ちており、厳しさをも感じた。
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23.霧と大浪池
これもカルデラ湖の一つであるが、これが霧島を代表する風景と思う。こんな高いところに、こんなに美しく水を湛える火口湖は、他では見たことがない。
私は、この風景を見たかったのだ。 |
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24.大浪池
韓国岳山頂から大浪池を眺めていると霧がとれてきて、湖水が全面顔を表した。何度、写真で見たことであろう。実物は美しさと感動を私たちに見せてくれた。 |