まつやまワールド    WORLD X

奥穂高岳 2003.8.3

井上靖の名作「氷壁」の舞台の穂高連峰  今年の目標は奥穂高岳
春の雪解けからずっと待ち続けて、この日好天気に登山をすることができました


上高地・河童橋から見た穂高連峰と岳沢

1.上高地バスターミナル
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 2日、午後4時前に宇和町発。瀬戸中央自動車道、山陽・中国・名神・中央自動車道と乗り継いで、深夜0時過ぎに松本着。
 コンビニで食料を購入し、沢渡で午前1時過ぎから仮眠。
2003年8月2日(土) 6時15分
2.河童橋前
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 朝一番のバスに乗ったのだったが、すでに河童橋は人で溢れていた。考えてみれば、松本からタクシーで来た人もいるようだ。
 さすがに今年一番の上天気の予感。
2003年8月2日(土) 6時20分
3.小梨平キャンプ場
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 新緑が終わった感じの小梨平。
 たくさんテントが張ってあった。
2003年8月2日(土) 6時26分
4.梓川の流れ
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 明神館を過ぎてもうすぐ徳沢キャンプ場というところ。
 ここに来ると、いつも写真を撮りたくなる。
2003年8月2日(土) 7時48分
5.大キレット
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 本谷橋を過ぎて、大キレットが見えてくる。ここから、本谷と別れて涸沢方面へ行くのだが、ここらが一番しんどくなる。
2003年8月2日(土) 10時08分
6.もうすぐ涸沢
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 去年の秋には水が流れていなかったが、今の時期は雪解け水が音を立てて流れていた。
2003年8月2日(土) 12時52分
7.涸沢岳と涸沢槍
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涸沢へ来ると、やはり涸沢槍が主張している。
2003年8月2日(土) 12時56分 
8.ザイテングラートと白出乗越
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 去年はザイテングラートを登らずに帰ってしまった。今年はここを今日のうちに登れるのだろうか、と不安に思いながら涸沢小屋を目指す。
2003年8月2日(土) 12時56分
9.涸沢から本谷橋方面を振り返る
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 去年は燃えるような紅葉だった涸沢。今年は緑が濃く、まるで別のところへ来たみたいだ。
2003年8月2日(土) 12時57分
10.涸沢ヒュッテ直下の休憩
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 この雪蹊の上部が涸沢ヒュッテ。ここで休んで涸沢小屋方面へ向かう。上高地からここまでくると、かなり疲労が貯まる。
2003年8月2日(土) 13時16分 
11.屏風の頭
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 本当はあそこから涸沢を見てみたかった。しかし、パノラマコースを通ると、かなり疲れそうなので、涸沢泊となる。今回は穂高山荘まで、一気に登りたかった。
2003年8月2日(土) 13時17分
12.涸沢テント場と涸沢小屋・涸沢槍
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 いろとりどりのたくさんのテントを見ると、涸沢へやって来たなという思いがこみ上げてくる。
2003年8月2日(土) 13時32分
13.涸沢の雪蹊でスキーをする人達
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 大学の合宿かなんかだろうか、大勢の人達がスキーをしていた。しかし、リフトなどはないので、板を持って雪蹊を登っていた。
2003年8月2日(土) 13時54分
14.ザイテングラートに向かって
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 涸沢山荘の前を通ってザイテングラートを目指した。しかし、夕べの寝不足と朝からの疲労でなかなか足が前に進まなくなっていた。
2003年8月2日(土) 14時42分
15.ザイテングラート全景
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 下から見ていると、多くの人がザイテングラートに向かっているのがわかった。やはり、想像以上にしんどい。
2003年8月2日(土) 14時42分
16.ザイテングラートまでの休憩
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 ザイテングラートはしんどそうだったが、我々はそこにたどり着くまでもかなりしんどかったので、休み休み急な登山道を登ったのだった。
2003年8月2日(土) 15時01分
17.トラバース手前
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 あのトラバースがすぐ近くに見えるのだが、なかなか着かない。
2003年8月2日(土) 15時02分  
18.涸沢岳
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 涸沢だけは脇役といった感じ。しかし、この登山道の中ではやはり主役としての重みがある。
2003年8月2日(土) 15時02分
19.ザイテングラート側面
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 ここまで近づいてくるとザイテングラートの全貌が明らかになってきた。写真などもまとまったものはあまり見ない。これほど、ザイテングラートについてでているHPも無いと思う。
2003年8月2日(土) 15時16分
20.トラバース
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 やっとの思いでここまで到着。でも、半分も来ていない。
 また、トラバースと言うよりは、急な登り道。しかも、ガレ場なのでなんか不安定な気がする。人が歩けば響く感じ。
2003年8月2日(土) 15時22分
21.低くなる涸沢ヒュッテ
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 一歩一歩歩く分、ヒュッテも眼下になっていく。ここらは、事前に見たビデオと同じ感じ。しかし、身体的疲労はビデオからは感じなかった。ビデオは4泊5日のところを1泊2日の工程なのだから。
2003年8月2日(土) 15時24分
22.恐竜の背のような前穂
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 前穂もどんどん目の高さになっていく。去年、来ることができなかった領域になった。
2003年8月2日(土) 15時26分
23.屏風の頭と同じ高さに
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ついに、ここまで登ったという感じ。2500mを過ぎたところか。
2003年8月2日(土) 15時26分
24.トラバースから見た涸沢槍
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涸沢槍が美しい。しかし、涸沢の上昇気流のためか、ガスがずっと発生していて、青空は見えない。
2003年8月2日(土) 15時36分
25.ザイテングラートの登山者
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 いよいよザイテングラートという思いがする。しかし、登りにくそうな尾根である。なんか、寄せ付けない感じもした。
2003年8月2日(土) 15時37分
26.振り返れば常念(という印象深い文句がHPにあった)
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 まだ、常念岳はここより高い。休憩のために振り替えるたびに我々を応援しているようだった。
2003年8月2日(土) 15時45分
27.ザイテングラート手前の雪蹊
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 取り付く前に雪蹊を渡る。気を抜かずに慎重になる。ここを渡ればいよいよザイテングラートだ。
2003年8月2日(土) 15時46分
28.獅子岩
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ザイテングラートから来た道を振り返ったところ。
涸沢岳の直下に獅子が座ったような形をした岩がある。
2003年8月2日(土) 15時52分
予定では午後4時過ぎに穂高岳山荘へ着く予定だったが、ザイテングラートを登るのにまだまだ時間を要した。
他の人も、地図には2時間と書いてあるのに、3時間ほどかかったということだった。
このコースは初級コースであるが、行動の時間が長くなると、体力的に無理があるのかもしれない、と思った。
本来ならば、涸沢泊が適切な行程なのだという気がした。

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