まつやまワールド    WORLD X

白馬岳 2004.9.26,27
その3



49.白馬スカイラウンジ

 ここまで降りてくると安心。本当は、ここで泊まろうかと思っていた。しかし、翌日のバスの時間に少しでも間に合うよう、村営山頂小屋に泊まることにした。
50.ラウンジ内部

 この日が今年最後の営業日だった。
 ホットココアをいただいた。
51.丸山2768m

 ココアを飲んでいると、ずっとかかっていたガスが取れ始めた。
52.杓子岳

 白馬三山の杓子岳。白馬鑓ガ岳は、ガスの中。
 夕方にはガスが取れた。

 
53.白馬山荘

 白馬山荘を見上げる。
 白馬山荘はどんなところかと思っていたが、案外山小屋だった。しかし、日本一だけあって、馬鹿でかい感じがした。
54.村営頂上宿舎 受付

 ここがビデオにもでていたのだ。夏には郵便局が開局されるそう。

 ここまできて初めて、昨日でバスが終了したことを知る。どうしよう。。。結局、白馬尻で携帯を何とか繋げて、タクシーを呼ぶ。
 タクシーは、猿倉でずっと待っていてくれた。
55.白馬山荘をバックに

 朝の出発。
 台湾から日本へ遊びに来ていた若者が撮ってくれた。プログラマーだった。

 朝は、食事が6時からだったので、弁当にしてもらい5時から出発の準備をする。しかし、結局、5時45分までかかってしまった。
56.朝の杓子岳

 晴れているわけではないが、高曇りのため山々が姿を現した。
57.白馬鑓ヶ岳

 本当は、白馬三山を縦走したいところだが、天候と時間の関係で下山。名残惜しい。今度は、快晴の時に訪れたい。
58.杓子岳と白馬槍ヶ岳
 
 白馬大雪渓への下りから見るとこんな感じに並んで見える。
59.小雪渓上部

 7月だったら、この辺りがお花畑なのだろう。もう秋の枯れ野担っている。
60.岩室跡

 標高2333m。ライチョウと高山植物に関する注意書きなどが書いてあった。
 この辺りの説明が欲しい!やっぱり、今度来たときに良くわかるのだろうか?
 とにかく、今回の山行では、人と余り出会わない。この頃は人の姿も見ない。ビデオで見たアリのように行列を作って大雪渓を登る絵とは全く違っていたのだった。
61.小雪渓辺り

 この辺りが小雪渓なのか?もう無いのでわからなかった。
62.大雪渓

 いよいよ大雪渓が見えてきた。雪渓歩きが楽しみだったが、実際は雪渓を歩かず、秋道という両サイドの道を歩いた。
 雪渓が歩けたら、もっと時間を短縮できたのに!

 
63.大雪渓上部

 この辺りで砂防の工事をしていた。
 ここで働く人も村営山頂小屋に宿泊していた。

64.船越ノ頭

 昨日通った雲上歩きの道。この稜線を歩いたのだ。昨日、下界が見えていたら、この辺りが確認できたのかもしれない。

65.大雪渓と白馬沢

 大雪渓もかなり汚れていて、雪か石かわかりにくい。しかし、歩いてみると氷の感じだった。
66.下部が川になった大雪渓上部

 上から降りてくると、この大雪渓のどこを通るのかと思ったが、実際は左岸をずっと下るのだった。
 3号雪渓との合流から右岸にわたり、歩きにくい斜面を降りた。
 やっぱり、雪渓歩きが良い!!
 
67.大雪渓をガスが上る

 ガスが上がってきて真っ白になるのかと思ったが、高いところに雲があるせいかこれ以上上がることはなかった。ラッキー!
68.白馬岳山頂

 今回初めて白馬岳の姿を見た。感激!!
 信州側はキレ落ちているなあ。
69.栂池自然園と白馬乗鞍岳

 こんな角度で栂池自然園が見える。後ろのピークが白馬乗鞍岳で、その後ろ左くらいが白馬大池。
 また、訪れたいところだ。
70.三号雪渓合流点

 ここは、登るときに迷い込み安いところらしい。
 上から転がり落ちてきた岩がごろごろしていて、雪渓の上の危険さを物語る。この岩が音もなしに転がり落ちるそうだ。
71.アイゼン

 初めて付けるアイゼン。
 白馬大雪渓では、アイゼンがあるのと無いのと大違いだった。たとえ、わずかの距離でも必要だと思う。
72.大雪渓のクレバス

 このクレバスは、小蓮華山辺りから見ることができたはず。写真でも確認できるのがそうだと思う。
73.大雪渓中間部

 ここで大雪渓をトラバース。右岸に登山道は移る。
 アイゼンが無くても歩けると思ったが、なかなか足元が安定しない。すぐに、滑りこけそうになった。
 アイゼンを付けると安心。サクサク歩けた。初めてのアイゼンの感覚に感激!!
74.大雪渓最下部
 
 8:57。ここまできてはじめて登山者にであう。
 これだけ少ないと、もうシーズンは終わってしまっていることを痛感した。
75.林道より白馬岳山頂部

 空は今にも泣き出しそうだったが、めずらしく白馬岳にはガスがかからず、顔を覗かせてくれた。
 まるで、見送ってくれているようだ。今度は雪渓を歩きにまた来よう!
76.猿倉荘までの林道

 車も通る林道がしばらく続く。たまに、車も通る。それだったら、乗せてくれればいいのに、と疲れのせいか思ってしまう。
77.猿倉荘

 やっと到着。10:50am。ちょっと、かかりすぎた。
 ここまで、タクシーが迎えに来てくれていたので、後のJRのダイヤの悪いこともあり、1万円で信濃大町まで走ってもらった。
 雨は、結構本降りとなり、今回の山行は歩いているときに雨に遭わなかったことがラッキーだった。
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