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25.小蓮華山への登り
ここからは、完璧な稜線歩き。ガスが無ければどんなにか、と思ってもそんなときに来れることはほとんどないのでしょう。
これだけ見えているんだから、いいじゃん、と自分を慰めながら歩く。 |
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26.小蓮華山・北尾根の二重山陵
ここらでは、山陵が割れたようになって、尾根が2本通っているように見える。
初めて見る新鮮な風景を堪能しながら、まだ見ぬ山頂を目指して歩く。 |
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27.白馬大池方面をバックに
まだまだ余裕がある感じ。でも、疲れが出ていたのは事実。
白馬大池は姿を見せてくれたけれども、白馬岳が見えない。だから、尚疲れてくるのだった。 |
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28.小蓮華山中腹から二重山陵を見下ろす
随分歩いてきたんだけれど。振り返ると自分の歩いた距離ばかりが長く見えた。
山陵は明らかに二つに分かれていた。船凹地形というらしい。 |
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29.白馬尻小屋辺り
ここから見たときは、明日あそこを歩いて下るとは考えても見なかった。しかも、それがかなり過酷なものだったのだ。 |
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30.白馬大雪渓
大雪渓の色も、かない汚れて黒くなっているようだ。 |
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31.白馬尻小屋辺り
大雪渓側からはガスが沸いてきて、なかなかすっきりと大雪渓の姿を見せない。 |
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32.小蓮華山から白馬大池
白馬大池はこんなにも素晴らしい。これほど高いところにこれだけ水を湛えることが素晴らしい。 |
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33.小蓮華山山頂から白馬岳へ続く道 14:10
やっと着いた。10分遅れ。まあまあ、歩けるもんだ。眺めも気持ちいい。
ここから先の道も、穏やかそうに見える。 |
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34.小蓮華山山頂付近の登山道
この先の雲の中には白馬岳が。
見たいけれども、姿を現さない。巨人のように思えた。
ここから先の道は、やさしそうに見えたのだが、実は過酷だったのだ。 |
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35.小蓮華山山頂
信仰の山のなごりか、鉄拳が刺さっていた。
ここで、後続のグループと一緒になり、写真を撮ってもらう。 |
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36.小蓮華山より今来た道
随分と来たもんだ。また、景色も素晴らしい。 |
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37.白馬大池は白馬連山の瞳
これが白馬乗鞍岳と白馬大池。カルデラ湖なのだろう。 |
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38.小蓮華山山頂から白馬大池
白馬大池は、しっかりと姿を現してくれて、これだけは期待通りだった。 |
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39.鉢ヶ岳2563m
蓮華温泉からの登山道との合流あたり。 |
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40.雪倉岳2610m
雪倉岳、朝日岳などもガスの間から姿を見せていた。 |
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41.小蓮華山山頂からの稜線道
実は、このコース、ここらからがしんどい。本来気持ちよく歩けるはずなのだが、とにかく疲れが出始める。 |
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42.三国境手前の登り
ここからの下りがトドメだった。
まさか、またまた下って登るとは思いもしなかったため、精神的に疲れてしまった。
正面右斜め登りの道を上りきった辺りが、三国境なのであるが、ここからの下りのショックのため、余り良い想い出がない。ここからは。 |
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43.三国境より白馬岳方面
ここから先は、ガスに突入。
また、ここで小蓮華山で一緒になった4人組のうち、遅い方の二人と合流。少し、心強くなった。
しかし、突然雨が降り出し、あわててカッパを着たが、それ程大した雨ではなかった。 |
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44.白馬岳山頂手前
ここが正念場だった。先が見えない上、岩が表れてくる。本来、あまり危険でないところだが、周りが見えないので、この先どうなるのか不安になる。
あとは、山頂まで歩くのみ。 |
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45.最後の一登り
この登を超えると頂上はもうすぐ。
そんなこともわからず、苦しみながら山頂到着の時を迎えようとしていた。いつもと同じように、来なければ良かった、などとも思ったりもした。 |
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46.白馬岳頂上 2932m
16:20到着。15:50到着予定だったから、30分遅れたことになる。なにはともあれ、無事ここまでたどり着けたことに感謝。
しかし、回りの展望は利かない。 |
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47.信州側にキレ落ちたピーク
左が信州側だが、断崖絶壁は見ることができなかった。 |
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48.ガスの白馬岳山頂にて
三国境から、はからずも二人の同行人ができ、安心して歩くことができた。
しかし、ガスの中は辛いので、これからガスでは登山は止めよう、と心に誓った。いつも思うのだが、仕方ない。
山頂では、同行人と写真を撮り合う。 |