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16.縄文杉前にて
10:50am縄文杉到着。
荒川登山口を出発して5時間と少し、ここまでに要したことになる。
残念ながら雨が少し降っていた。しかし、縄文杉はばかでかい。縄文時代からここで時代の移り変わりを見てきたのか。
この位置で10m程、縄文杉から離れていて、これ以上は近づけない。木で柵もしてあった。実は、これは縄文杉を見るために作られた木製の展望台の上なのだ。
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17.縄文杉展望台
このような木製の展望台に登って縄文杉と出会う。この展望台が、数メートルどころではなく、かなり高い。
ここまで登山道を上ってきて、最後の一がんばりといったところ。多くのひとがここで写真の順番を待つ。 |
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18.縄文杉
この杉を見るために、朝も4時に起きて、雨に濡れながらここまで来たのだ。ごつごつして、何度も枝が折れ、他の生物が寄生している。
荒川口が標高600mで縄文杉が標高1200mだから、600mの高度差を登ってきたことになる。
ちなみに、宮之浦岳の登山口である淀川口が標高1350mくらいだと思われるので、そこよりは低いところに縄文杉はある。 |
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19.縄文杉連射写真
連写したものを合成。1.3Mの迫力。 |
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20.縄文杉拡大写真
幹のごつごつは、何度も枝が折れて、それを樹皮が巻いたのだろう。
縄文杉が太いのは、下部の方のみで、上部は再生したものかもしれない。しかし、上部の内でも一部は縄文時代から成長しているのだろう。 |
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21.夫婦杉
下山中、11:20の写真。枝が別々の杉で繋がっている。これも、名所、いやいや名杉。名前が付いているから。 |
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22.大王杉
夫婦杉の近くに大王杉がある。
雨が激しくなり、杉をゆっくりみるのもままならない。 |
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23.森の内部の様子
雨がたくさん降るので、屋久島の森の中は結構水が豊富という感じ。途中でも何本も川が流れていたので、水を何回か飲んでみたが、お腹を壊したりするということはなかった。 |
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24.森の中の登山道
とにかく、木道が多い。
大株歩道入り口からはいると、登りが急になり、特にウィルソン株を過ぎると急な登山道が木道の階段となる。
この写真は、その上部で平になった部分。歩きやすいのだが、長い道中なので疲れている。 |
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25.トロ道と雨による増水
どんどん下りて、13:30頃のトロ道。
雨が激しくて、水が至るところから出ている。また、トロ道は小川とかしていて、気を緩めれば流されそうなところもあった。 |
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26.川のようになるトロ道
行きは何ともなくあるけたが、帰りはこの水の中を歩いたため登山靴もずぶ濡れとなった。
雨は恐ろしいほどたくさん降った。 |
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27.小杉谷小学校看板
昔はこの辺りに集落があったようだ。小杉谷といって、屋久杉を切り出すための基地となっていた辺り。 |
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28.小杉谷小学校跡地
今は建物もないが、校庭らしい。道中、唯一平地があるところか。 |
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29.増水した安房川上流
登山時の写真と比較すると、暴れ竜のようになっている。これほど短時間に増水するのだから、屋久島の川は恐ろしいものだ。 |
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30.帰りのトッピー
トッピーが安房港に高波のため入港できないとのことで、帰りの上船も宮之浦港となった。
宿などは、安房よりも宮野浦のほうが充実しているような気がする。しかし、縄文杉の登山口までは朝30分程余計にかかるので、そこらでどちらに宿泊するか決めなければならないのだろう。 |