まつやまワールド    WORLD X

由布岳 その2



15.西峰核心部の中の核心10m

 この鎖場をビビらずに通過できるかどうか、が由布岳登山のすべてと言える。

 ちょっと大げさであるが、ここ以外はなんとかいけるところがほとんどだ。ここも、落ち着いてゆけば何ともないが、この鎖場を突然目の前にすると多少は躊躇するかもしれない。
16.西峰核心部全景●

 団体さんもこの核心部を登っていった。
 といっても、はじめからこの鎖場に挑戦しない人はマタエで待っていたようだった。
 やはり無理をしないことも山登りの大切なことなのだろう。

 由布岳の場合、西峰に無理に登らなくても、東峰も同じ高さの1584mだ。
17.西峰岩場と湯布院●

 西峰は、このような奇岩の間を縫って登っていくので面白い。
 由布岳らしさを感じた。
18.西峰ミツバツツジと湯布院の町●

 山頂付近のミツバツツジも満開を迎えるというタイミングだった。
19.西峰を登山道より見上げる●

 これは、山麓から望遠で撮った写真だが、西だけの核心部付近を中心に写している。
20.西峰山頂部

 広島方面から来たであろう高年の数人のグループと山頂で一緒になった。60歳を越えているようだったが、とても元気でどんどん置いてゆかれた。(方言が広島弁だったので)
21.西峰山頂到着

 九重連山をバックに記念撮影。
 その後は、西峰山頂を後にし、元来た道を折り返し東峰へ向かった。
 一方、例のグループはお鉢回りへいかれ、さらに東峰山頂部でまた出会うことになった。
 
22.西峰より見たお鉢●
 
 由布岳の山頂部に、旧火口があるとは思っても見なかったので、ここまで登ってきてこれを目にしたのには一つの感動だった。
 
23.マタエ付近より見たお鉢●

 火口の中はすでに低木が生い茂り、当分噴火はなさそう、なんて勝手に思った。
 
24.東峰からみた西峰核心部●

 東峰山頂から望遠で西峰核心部を。
 東峰へ登る途中も、私が西峰から降りてくるのを見守っていた人達から、西峰の登山道の状況を聞かれた。
 大変なのは、この部分だけだと教えてあげた。
25.西峰上部よりみた西峰核心部●

 この部分は、マタエから核心部にかけてで、由布岳登山のクライマックスとなるところ。
 
26.西峰より見た東峰登山道●
 
 東峰の登山道は西峰が岩場登りなのと比べると比較的単調でただ登るだけである。
 登っていれば山頂まで運んでくれる。岩のぼりに自信がない人はこちらがお勧め。
 
27.マタエ付近から見た東峰登山道●

 西峰から降りてくると多くの登山者が休憩をしたり、西峰に登った人を待っていたりした。。
 
28.西峰から見たマタエ付近の登山道●

 由布岳登山道の最後の苦しい部分。
 苦しい部分はそれ程長く続くわけではないが、この部分を乗り越えると、マタエに到着。道はやはりきついかも。
 

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